今回の記事では、Stable diffusion Web UI を自分のPCにインストールして利用する方法を説明していこうと思います。
最初のPCの購入やカスタム、ソフトウェアのセットアップには多少の手間がかかりますが、ストレージが許す限り好きなだけ画像生成できるのは何よりのメリットですね。
PCの推奨スペック
PCの推奨スペックはざっと以下のような感じです。
CPU
画像生成に効いてくるのはGPUなので、CPUはそれなりでも大丈夫かと思います。Core i5あたりでもあれば十分かと思います。もし予算が余るようでしたらGPU側を盛ったほうが満足感は高いんじゃないかと。それでも予算が余るようでしたら、Core i7やCore i9やCore Ultra系にしてもいいかな、という程度。
ストレージ
ストレージ(HDDかSSDなど)は、Stable diffusion Web UIをインストールするのに最低12GB~13GBの空き容量が推奨されています。今どき確保が難しいということはないとは思いますが、念のため、ストレージの空き容量は確認して不足しそうでしたら確保しておきましょう。
もちろん、たくさん画像を生成させたい、っていう使い方を想定している場合は、あらかじめHDDやSSDを購入していたほうがストレスなく作業が実施できるかもですね。
GPU
GPUは基本的にはnVIDIA系と思いますが、AMD系でも動作します。nVIDIAならRTX系でVRAMは最低4GBは欲しいところです。公式READMEを見ると2GBでも動作する、って書いてありますが、工夫をしつつ動作させていると思いますし、快適とは言えないため、最低限でも4GBは準備したほうが良いと思います。

ただ、できればVRAMは8GBくらいは準備したいし、快適に利用するためには、推奨12GB~って書かれていることが多いです。
海外のサイトにはなりますが、推奨スペックの参考になりそうなことを書かれているWebサイトがいくつかあったので、ご興味があれば見てみていただければと。


下のリンクはRedditに書き込まれているコメントです。
ちなみに本家のREADME(ソースも置いてあります)は下のリンクです。全部英語で書かれていますが、気になる方は見てみると参考になる部分があるかもしれません。
OS
OSは、基本的には64bit Windows10/11であれば問題ないかと思います。
ただ、一応LinuxやApple Siliconでも動作します。
この記事では、一般的な Windows10/11に絞って説明していきます。
PCのスペックの確認方法
PCスペックの確認をまずしていきます。すでにスペックが分かっている方は読み飛ばしてください。インストールするのに必要な情報としてはビット数くらいが分かれば十分です。
スタートメニューから確認する方法
PC画面左下の、①スタートメニュー(ウィンドウマーク)から②設定メニュー(歯車のマーク)へ入っていきます。

そうすると設定画面がポップアップされてくるので、システムのメニューをクリックします。

システムのウィンドウが表示されるので、左側のメニューを下のほうにスクロールしていくと一番下に詳細情報というメニューが表示されています。その詳細情報をクリックします。

そうすると焼死画面が表示されて、Windowsのバージョンやビット数などが記載されている画面が表示されます。

スタートメニューの右にある検索ボックスにコマンド入力する方法
上記の方法でもビット数はわかるのですが、いちいち何度もメニュー遷移するのがめんどくさいという方は、検索ボックスにコマンドを入力することでもシステム情報を表示することが可能です。

具体的に入力するコマンドは、
msinfo32
これを入力してEnterボタンを押せば、システム情報画面がポップアップ表示されます。

インストール方法その1
2023年くらいから簡単な方法が用意されていますので、めんどくさい方はこちら。
Windows 10/11用のリリースパッケージが用意されていますので、そちらをダウンロードしてbatファイルを実行するだけ。
一応、こちらにもファイルを置いておきますので、よかったらダウンロードしてください。
※ファイルサイズが50.3MBくらいあるので、ご注意を。。。
リリースパッケージのダウンロード
リリースパッケージを本家からダウンロードしてくるならこちら
画面下部のAssetの中にある sd.webui.zip をダウンロードしてきて、解凍しましょう。

update.batの実行
解凍すると、sd.webuiというフォルダの中に、以下のようなファイルとフォルダが出来上がるので、まずはupdate.batを実行します。(先にrun.batを起動すると、インストールの途中でエラーになります。。。(経験者))

Windows Defender SmartScreen が有効になっていると、以下のようなポップアップが表示されるかもしれません。

このままでは実行できないので、左側の詳細情報というリンクっぽいのを押すと実行可能となるので、実行ボタンを押します。

そうすると、コマンドプロンプトが自動的に表示されて、一瞬で終わります。

run.batの実行
次に、ようやくrun.batを起動します。同じように自動的にコマンドプロンプトが表示されインストール作業が進んでいきます。

インストール途中。。。

しばらくすると、
Running on local URL: http://127.0.0.1:7860
ってメッセージが表示される。(ケースによってはmodelが読み込めなかったってfailが表示されることもある模様)
Web UI が表示(自動で)
いずれにせよ、Webブラウザが立ち上がって、以下のような Stable diffusion Web UI が表示されると思います。これでひとまずインストール作業は完了です。お疲れさまでした!

http://127.0.0.1:7860 のローカルのURLで自動的にWebブラウザにWeb UIが表示されるその他のインストール方法
以下のように別々のソフトウェア(pythonとかgitとか)を手順を踏んでインストールしていく方法もあります。ただ、そこそこ手間なので、お手軽なのは「その1」のインストール方法かなと思います。
- python(3.10.6)のインストール
- gitのインストール
- Stable diffusion Web UIのインストール
Stable diffusion Web UI の停止方法
Web UI の停止方法は、ブラウザと、コマンドプロンプトを両方とも「×」で閉じればOKです。


次回以降のStable diffusion Web UIの起動方法
次回以降の起動方法は、以下のとおりです。
最初のsd.webuiフォルダにある、webui フォルダに遷移します。

その中にはたくさんのフォルダとファイルが入っていますが、webui-user.bat を起動すればOKです。
その下にある、webui-user.shのなかに各種パラメータや起動時のコマンドなども書き込めるようになっていますが、それはまた別の記事にしていきたいと思います。

まとめ
今回の記事では、Stable diffusion Web UIを自分のPCにインストールする方法を説明してきました。以前は、個別のpythonとかを順番にインストールしていく必要があったのですが、2023年にリソースパッケージが作られて、ずいぶんStable diffusion Web UIのインストールも簡単になってきたかなと思います。
今回はインストールしただけですが、どんどん活用していっていただければと思いますし、活用方法についても別の記事にまとめていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。


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